大本では、今日の生命科学のあり方が本来のものから逸脱していることを深く憂慮し、正しい生命倫理観の確立を訴え、活動しております。特に脳死臓器移植問題に対しては早くから疑念をいだき、平成9年「人類愛善会・生命倫理問題対策会議」を設置、臓器移植法施行前から対外的に反対活動を全国で展開し、平成12年10月16日、一般市民87万人を超す反対署名を津島雄二厚生大臣(当時)に提出致しました。
また「ヒトES細胞(胚性幹細胞)研究」などヒト胚研究につきましても、脳死臓器移植同様、〈人の生命の尊厳〉に関わる深刻な倫理上の問題が認められますので、平成12年以降、繰り返し反対の意を表しています。
「人類愛善会」は、大正14年(1925)、出口王仁三郎大本教祖の提唱により創立。人種、国境、宗教を問わず、志を同じくする人たちが相携えて、世界の平和と人々の幸せのために活動をする団体です。京都府亀岡市天恩郷に総本部をおき、日本国内だけでなく、世界各地に本部、分会、連絡所を設けています。
「生命倫理問題対策会議」は、人類愛善会の活動の中でも特に「生命倫理」に関する啓発活動、及び支援活動を展開しています。