前回の終わりに、「次回は遺伝子組み換え作物を食べない方法を紹介します」と書いたのですが、正確には「遺伝子組み換え作物を選ばないコツ」を紹介します。このコーナーで何度かお話ししていることですが、食品に「遺伝子操作されているぞ!」と言う表示がありませんから、完璧に食べわけることは無理です。しかし、選ぶ基準に気をつければ、知らずに食べている遺伝子操作食品を減らすこともでき、また、ひいては国内の自給率を上げることもできるのです。
なお、今月の最後のコーナーは、皆さんのお父さん、お母さんへのメッセージとなっています
本物はやっぱりおいしい!
食品を大量生産し、全国で流通している商品ではなく、地方特有のモノの中には、昔ながらの材料と手法で作っているところが多くあります。たしかに、コマーシャルで誰でも知っているような大企業でも、努力によって、安全な原料を使い、人工的な添加物を使わない商品を作るところもあります。しかし、「作っている人の顔が見える」ような商品は、やはり地元の企業、生産者によって作られたモノに多くあります。暮らしに欠かせない味噌、しょうゆ、豆腐などはそういう所で買った方が、おいしく安心して食べられます。まずは地元にそんな会社や商店はないか、捜してみましょう。
国産だったら大丈夫…?
…ではありません。国産のタネを外国に持っていき、外国で増やし、育てたモノを逆輸入! これでも国産と書いている物があります。また、外国から輸入した作物を材料に、国内で作ったモノ=純国産品…としているモノもあるのです。顔の見えない商品は、覚悟して食べないといけなくなりました。…悲しい現実です。
わからなければ「聞け!」
日ごろ自分が食べているお菓子、食品に組み換え作物が使用されているかどうかは、メーカーの消費者窓口(0120で始まる電話番号がそれです)に問い合わせれば、ていねいに教えてくれます。「僕は○○スナックが大好きですけど、遺伝子組み換えトウモロコシを使っているのですか?」等のように聞けば良いのです。会社はお客さんの意見が一番大切だと考えていますので、きちんと教えてくれるのです。また、問い合わせをしたとき、いい加減な返事しかしないような会社のモノは「食べない」としても良いでしょう。
夏い暑 は自然に触れよう!
食べ物の有り難さ、大切さは「お土に触れる」機会が多ければ多いほど、良くわかってきます。皆さんのお家で、親戚で、お知り合いでたんぼや畑を持っている方がいたら、ぜひ「お手伝い」させてもらいましょう。大本では開教当時から「お土の大切さ」を訴え続けています。
『人はみな 土よりい出て 土に生き
土の恩受け 土にかくるる』
(二代さま)
私たちの命を支えている「お土」のご恩を感じることは、ほかには代えられない有り難いことです。また、日本の農業の実態を知る上でも、素晴らしい体験になると思います。また、近くに森や林があれば、そこに遊びに行くのも良いでしょう。土からでている、地面から出ているパワーのようなモノを感じることもできるかもしれません。残念ながら近くにはそのような場所も人もいない…と言う方。大本の外郭団体に(社)愛善みずほ会という農業関係の団体があります。どうぞ亀岡の本部にお越し下さい。素晴らしい体験をしていただけます。皆さんのお友達で、もう既に体験されている方もいるかもしれませんね。
お母さんにお願い!
ここからは、ぜひ、皆さんのお父さん、お母さんにも読んでもらって下さい。
さて、職業柄? 「すでに食べてると聞くが、どうしたらいいのか?」と言った質問をよく受けます。
はっきり言って、表示がされていない今日、仕方がありません。高い物を買うか、我慢するしかありません。ただし、方法はいろいろあります。
私は「良いモノは高いです。高い物を買いましょう!」と、お母さん方にお話ししています。無理を承知でお願いしています。これは、自給率を高めるために、時間はかかりますが、出来るだけそういう気持ちを持つことから始めるしかないからです。また、一点豪華主義も良いでしょう。豆腐だけは、味噌だけは、醤油だけは…など、一つの食品に絞って「安全」と思われる物を買う。結果的に流通の値段も落ちつくのではないでしょうか。
また、良い商品についてはぜひ口コミで宣伝していただきたい。ただし、毎回買わなくてはいけないと言うのではありません。アッと言う間に財布が空っぽになります。安全な食品を求めて家計が破産状態では困ります。
今の段階で出来ることは、とにかく「偏食」をさせないこと。それは好き嫌いという次元での話ではなく、菜食主義、肉食主義等も含みます。ただし「肉を食べろ」と言うのではありません。体質的に受け入れられない人もいるかもしれません。
とにかく、いろんな物を食べさせることが最も安全だと考えます。冗談みたいな話ですが、毒は薄めるに限る! のです。
「安全です」と言う食品ばかりたくさん食べさせるのではなく、出来る限り多種多様の「安全な食品」を捜す努力も必要です。そして、何でも食べることが、抵抗力を付けることになり、また、必然的にバランスのとれた食事になるのではないでしょうか?
次に「毒素」が気になるようなら、それを表に出しましょう。
そうです。信徒の皆さんは、お土とお松を頂きましょう。
松は血液を浄化し、毒素を体外に出してくれます。お土は傷ついた身体を癒してくれます。
食べた物は、いつまでもおなかの中に溜めてないで、早めに出しましょう!
来月からは「自分のためだけでなく…」として、「正食のすすめ」をお話しします。
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