第40回ブラジル・エスペラント大会は、歴史と観光で知られる風光明媚な町ポルト・アレグレで、中国、ドイツなど4カ国のエスペランチストを含め400名の参加者を集めて開催された。ポルト・アレグレは今ちょうど冬、雪が降ることもあるという。そんな寒さの真っ只中にもかかわらず、常夏のブラジリアからは、キャラバンバスで40名のエスペランチストが32時間かけて参加。日ごろ寒さにあまり馴染みのないブラジリアの人たちにとって、ここの寒さはよほどこたえるらしく、大会記念のティーシャツを何枚も買って重ね着している人の姿が目立った。
今回は、「世界化と友愛」を大会テーマに7月19日から23日までの五日間、青年大会と合同で開催された。
開会式はブラジル・エスペラント連盟副会長パウロ・ナセンテス・ブラジリア大学名誉教授の大会演説で始まった。外の寒さとはうらはらに、会場となっているポルト・アレグレンセ大学の建物内ではブラジル・エスペランチストたちの熱気に満ちた会合が続けられた。
大会四日目の7月22日午前10時30分からは、すでに恒例となっている大本分科会が40名の参加者を得て開かれた。分科会には、前ブラジルエスペラント連盟会長のリシオ・ジ・アルメイダ博士、タグワチンガ・エスペラント会の役員クレート氏、エウリペデス氏、カタリーナ・ファルコメルさんなどの姿もみられた。
大本分科会は大本南米本部の藤本君子さんの司会で始まり、浅井清高派遣宣伝使の八雲琴の説明、藤本和冶特派の鎮魂の説明につづき、浅井多美子さんの八雲琴の演奏で鎮魂の実習が行われた。その後、ビデオ「歌祭り」が上映され、前田茂樹大本インテルナツィーア所長が内容について説明。ひきつづき松藤良光氏のスピーチ「世界連邦について」、そして最後に前田茂樹大本インテルナツィーア所長が「大本とは」と題して40分の講話を行った。
分科会というと、人の出入りがあって落ち着かない場合が多いが、大本分科会の出席者は、はじめから最後まで静かに、そして真剣な眼差しで一つ一つのプログラムに耳を傾けていた。(前田茂樹記)









