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大本インテルナツィーアだより

ブラジリアからの前田茂樹所長報告

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8月16日 来週のブラジリア・エス協会のエス講習は、アルトパライゾのスピリティスト・コミュニティー「友愛の町」訪問のためお休みになる。講習に参加する人のためにテストをつくり自習してもらうことに。

前田所長は、引き続き「大本インテルナツィーア友の会」(AOI)会則エス文の校正と全体の調整。

17日 午前中、ゴアラの市場へ。19日の8月次祭の神饌物の魚、野菜を買う。パウロと二人で市場の店屋にも「大本インテルナツィーア」誌を配る。帰りに日本食材店「三上」へ寄り、直会のおでんの材料を買う。午後、AOI会則のエスペラント訳文の校正。

18日 今日は一日中、明日の月次祭の準備。ジウベルトさんには、建物・庭の大掃除と祭典用の松を準備。前田所長は、午前中は、会則の校正、午後からおでんの仕込みをする。ソーニャ、マリーア、パウロの各氏もそれぞれ月次祭の準備。

19日午後8時、月次祭を執行。ブラジルエスペラント連盟のドリーニさんは、急用ができたため、7時30分に一度来て、BELとUEAで雑誌「大本インテルナツィーア」を取り扱う件の進行具合を報告、祭典が始まる前に帰られた。月次祭参拝者はブラジリア・エス協会・オジェリオ会長、カタリーナさん、アジルソンさん一家、ソーニャさんのお姉さん一家など30人。祭典は斎主前田茂樹所長のもと執行され、祭典後、前田所長の基本宣伝歌斉唱、あいさつとつづき、直会へと移った。前田所長が料理したチラシ寿司、おでん、きんぴらごぼうが直会の料理。直会の楽しい語らいは午後10時まで続いた。

20日 午前8時30分、パウロとアルトパライゾへ出発。途中、タグアチンガでカタリーナさんを乗せ、午後1時30分、スピリティスト・コミュニティー「友愛の町」へ到着。広大な農地の中へ車を乗り入れると、コミュニティーの中にあるスピリティスト協会の会長フェルナンドさんと、ブラジリア大学で心理学を教えているミリア教授(女性)が出迎えてくれた。ミリア教授(スピリティスト)は時々、ブラジリアから手伝いに来られているらしい。一緒に私たちを出迎えてくれた学校の先生シノマさんに案内されて宿舎に行くと、そこにこのコミュニティーの創設者で会長のネルソンさんが待っていて下さった。用意されていた昼食をいただいたあと、フェルナンド会長と歓談、興味深い話をいろいろ聞かしていただく。

会長によると、今から40年前、会長の若いころ、ある精霊の導きで、もう一人のスピリティストとこの地に入植。そのころは、まったく未開の原野でジャガーや南米狼、大蛇などに毎晩脅かされながらの開拓生活だったという。会長が40年かかって現在のコミュニティーにつくりあげたわけだが、このコミュニティーづくりには、ブラジルで最も有名で尊敬される霊媒シコ・シャビエル著「われらが住みか」(この本は重栖度哉氏の訳で天声社から出版されている)の中の天国のコミュニティーがモデルになっている。

 現在ここは100家族のスピリティストたちが生活するコミュニティーで、住民は、有機農業、自然食などの研究をしながら理想的な信仰生活を営んでいる。コミュニティーの中には、小学校から中学校までの生徒を教育する学校があり、政府の認可を受けているため、ブラジリアで高校・大学まで進み、先生になっている人もいるという。

このあと、午後7時から毎日行われているというミサに参加。そのあと、前田所長が紹介され、あいさつと少し大本について話す。

出席者の皆さんに何か歌をとこわれて「基本宣伝歌」を日本語で歌わせていただく。ブラジルでは、日本と違って、ミサやセレモニーには讃美歌など歌がつきもので、どんなに雄弁に話すよりも一曲の歌や音楽ですぐ信頼してもらえる。エスペラントが通じない場合はなおさらである。基本宣伝歌を歌った後、会長が来られて「あなたは私たちの仲間です。いつでも門戸を開いて待っています」と皆で拍手をしてくださる。

21日 今日は、午前中、このコミュニティーの低学年の生徒に、午後4時ころは高学年の生徒に、それぞれお話と日本の歌を紹介。先生方の依頼で、日本について話す。地図を示しながら各地の気候や特徴、美味しい食べ物などを紹介。歌は、基本宣伝歌と他の愛善歌2曲をエスペラントで、そのほかは日本語の歌を紹介。高学年の生徒への話では、自動車や電化製品のことなどの質問がたくさん出て、時間が30分、延びてしまった。午後7時から、スピリティスト協会で臨時のミサがあり、参加。ここでは、朝食を「コーヒー」と呼び、一日に朝食と昼食の二食しかとらないため、ミサが終わると、ほとんどの家は就寝となる。

22日 午前中、コミュニティーの中で、ブロックや屋根瓦、砂糖などを製造しているスピリティストでカタリーナさんの友人のスィノマさんのお宅を訪ねる。スィノマさんの家には、コミュニティーの学校に通う高学年の娘さんと、5歳と6歳のお孫さんがいる。ところが、よく聞いてみると、このお孫さんたちのお母さんも娘さんも皆スィノマさんが里親として育てたもので、血のつながりはない。このコミュニティーでは、血のつながりはあまり意味をもたない。みな親子兄妹として暮らしているのだ。

午後、もう一人カタリーナさんの女性のお友達の家にお邪魔したあと、午後6時ころ3日間の「友愛の町」での滞在を終え、前田所長とパウロ氏はアルトパライゾの町を目指して出発。カタリーナさんは、ブラジリアに急用ができたため、ミリア教授と一足早くこの町をあとにした。午後7時、アルトパライゾのホテルのオーナーの娘さんの紹介で、アルトパライゾに最近できたウンバンダの協会を訪問。協会長が尾山さんという日系の方で話がはずむ。

23日 午前10時、ホテルを出発。ボーナ・エスペーロに向かう。教主さまのお志で建設することができたという新しい建物(講堂)で、子供たちにお話と歌を紹介。グラタパリア夫妻と懇談ののち、子供たちと昼食をともにして午後3時、ボーナエスペーロを出発、一路ブラジリアに向かう。

24日 アルトパライゾの旅で風邪を引いたらしく頭痛がする。今日からパチオ・ブラジル(ブラジルで一番大きいデパート)で毎年恒例の「ブラジリア書籍見本市」が9月の7日まで開催され、その開会フェティバルが行われるため出席しなければならない。午後4時、見本市のブラジリア・エスペラント協会の小屋を訪れたあと、フェスティバルの行われる会場へ。政治家など偉い人たちのあいさつが延々と続き、ポルトガル語で意味が分からないので早々に失礼する。

25日 「書籍見本市」におけるブラジル・エスペラント協会の小屋のお手伝いは、OIは午後1時からなので、午前中休んで、12時にOIを出発をしてパウロ、ソーニャとパチオ・ブラジルへ向かう。フランシスコ・マトス夫妻が午前中からお手伝いしていた。なんでも、毎年10万人以上の人が見本市を訪れるという。大本インテルナツィーアの機関誌も展示していただく。

26日 午後1時、パウロ、ソーニャとブラジランジャのザメンホフ小学校へ。毎年恒例のエス大会。前田所長は、愛善歌(エスペラント)と日本の歌(小学校の子供たちの依頼)を紹介。また、来年の横浜のエスペラント世界大会と大本でのイベントについて説明。あとで、アドーニさん(小学校の先生でエスペランチスト)が前田所長のところへきて、キャラバンに参加することを表明。アダイル校長夫妻は、すでにキャラバン参加を表明しているが、AOI の会員になることも約束。

27日 タグアチンガ・マテン・カーフォ。フィレンツェの世界大会に参加した人たちの報告のあと、リシオ博士の薦めで、来年の横浜のエス大会と大本訪問キャラバンについて話す。リシオ博士はご夫妻で参加したいと表明。また、AOIに入会してくださったセルジョさんが会費を振り込んだことを報告。そのとき、アイモレ博士が自分も入会するとセルジョさんに話す。

28日 前田所長は終日、AOIの会則についての作業。ソーニャ、パウロの両氏は、「書籍見本市」の手伝い。

29日 前田所長は午前中、AOI会則に関する作業。午後からソーニャ、パウロ両氏と三人で「書籍見本市」の手伝い。午後7時、ブラジリア・エス協会の事務所へ。エスペラント講習。

30日 午前中、前田はAOI会則に関する作業。午後からパウロ氏と「書籍見本市」の手伝いに。

31日 午前中、前田はAOI会則に関する作業。午後からパウロ氏と「書籍見本市」の手伝い。午後7時、ウンバンダの家「聖マリア」へ。

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スピリティスト・コミュニティー「友愛の町」で小学生に日本の話をする(8月21日)
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話を聞く小学生(8月21日)
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同コミュニティーで中学生と記念撮影(8月21日)
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書籍見本市開会セレモニー(全国図書協会長)(8月24日)
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ザメンホフ小学校エス大会で、愛善歌を歌う(8月24日)
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タグアチンガ・マテンカーフォで来年の横浜での世界大会と大本訪問の話をする(8月27日)

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