厚生大臣
丹 羽 雄 哉 殿
〒621-8686 京都府亀岡市荒塚町内丸1番地
宗教法人 大 本
代表役員 奧田宗弘
この度、日本大学医学部付属駿河台病院で行われた、脳死からの臓器摘出についての宗教法人「大本(おおもと)」の見解を送付いたします。
前4例の臓器摘出における様々な疑念が払拭されないまま、この度、国内5例目の「臓器移植法」に基づく臓器摘出が、日本大学医学部付属駿河台病院において行われたことは大変遺憾である。
大本は従来より教に基づき、脳死は人の死ではないとの見解を明らかにし、脳死からの臓器移植に強く反対してきた。教団としては<脳死・臓器移植に反対する署名>活動を全国的に展開しているが、現在までに50万を越える署名が集まっている。また、「移植法改正に慎重審議を求める」国会請願を衆参両院議長に提出中である。国民の半数近くが「脳死を人の死」とすることに納得をしていない状況で、「脳死」からの臓器摘出が進められることは、結果として生命軽視の風潮を助長し、ひいては人類の未来に大きな禍根を残すことを憂うるものである。
今後も大本は脳死を人の死とすることに強く反対し、そのための国民的啓発活動を続けていくことを声明する。
同様のものを、厚生大臣、厚生省保健医療局長、臓器移植ネットワーク、駿河合日大病院長宛にFAXしました。また、大本の地方機関、各報道機関宛にFAXしました。