厚生大臣
津 島 雄 二 殿
〒621-8686 京都府亀岡市荒塚町内丸1番地
宗教法人 大 本
代表役員 奧田宗弘
国内9例目の脳死状態からの臓器摘出への教団声明
この度、市立函館病院で行われた、脳死からの臓器摘出についての宗教法人「大本(おおもと)」の見解を送付いたします。
声 明
これまでの脳死状態からの臓器摘出における様々な疑念が払拭されないまま、この度、国内9例目の「臓器移植法」に基づく臓器摘出が、市立函館病院において行われたことは大変遺憾である。
大本は従来より教えに基づき、脳死は人の死ではないとの見解を明らかにし、脳死からの臓器移植に強く反対してきた。教団としては<脳死・臓器移植に反対する署名>活動を全国的に展開しているが、昨年5月から現在までに87万を越える署名が集まっている。このように、多くの国民が「脳死を人の死」とすることに納得をしていない。また、国民の73.6%が脳死状態を理解していない(人類愛善会調べ 平成12年9月 5,194人へ調査)中でドナーカードの普及がなされている。このような状況下で、「脳死」からの臓器摘出が進められることは、結果として生命軽視の風潮を助長し、ひいては人類の未来に大きな禍根を残すことを憂うものである。
今後も大本は脳死を人の死とすることに強く反対し、そのための国民的啓発活動を続けていくことを声明する。
この教団声明は、津島雄二厚生大臣の他、松嶋喬市立函館病院院長に送付しました。