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大本の近年の主張〜声明、見解、要望書

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平成12年12月18日

生命倫理委員会ヒト胚研究小委員会
委員長並びに委員各位殿

〒621-8686 京都府亀岡市荒塚町内丸1番地
宗教法人 大  本
代表役員 奧田宗弘

ヒト胚研究に関する要望

科学技術会議生命倫理委員会・第2回ヒト胚研究小委員会が12月19日に開催され、ヒト胚研究全般についての検討が行われますが、同委員会において慎重な議論が行われるよう、宗教法人「大本」の要望書を送付いたします。

要  望

 ヒトES細胞研究を含むヒト胚(受精卵)研究は、人の生命の尊厳に深く関わる事柄である。生命倫理委員会ヒト胚研究小委員会は、ヒト胚研究全般の問題について研究・医療関係者からのヒアリングのみでなく、広く日本の識者、宗教関係者からのヒアリングを実施し、幅広く時間をかけ慎重に議論を積み重ねられることを強く要望する。

このたび、ヒト胚研究小委員会は、ヒトES細胞研究の枠組みを検討しているが、こうした枠組みを論じる前に、クローン法成立に際し付記した「ヒト受精胚は人の生命の萌芽であって、その取扱いについては、人の尊厳を冒すことのないよう特に誠実かつ慎重に行わなければならない」との国会決議の意味を真摯にうけとめ、ヒト胚研究全般の問題について研究・医療関係者からのヒアリングのみでなく、広く日本の識者、宗教関係者からのヒアリングを実施し、幅広く慎重に議論を積み重ねられるよう強く要望する。
 受精以降14日までのヒト胚は、生物学的生命に過ぎず、被験の対象にしてもよいとの論議があるが、ヒト受精胚は動植物がもつ生物学的生命と異なり、時間を経るにつれ明確に人格性をもつ存在へと成長する。ヒト受精胚は本来、人格性の“因”をもつものであって、これを人格性をもたない動植物の生物学的生命と同列扱いにする“研究”は、人間生命の軽視であり生命倫理の基本を犯すもので社会的に重大な問題をはらんでいる。拙速な議論によって後世に禍根を残すことのないよう十分な時間をかけ、慎重に検討されることを強く要望するものである。

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