おほもと Oomoto

大本の近年の主張〜声明、見解、要望書

  1. グローバル
  2. > 日本語ホームページ
  3. > 見解・声明

万能細胞国産化計画に反対 --- 承認に対する遺憾声明提出

大本は生命倫理諸問題に対し、宗教者の立場から、正しい倫理観の確立を訴えて活動しているが、ヒトES細胞(胚性幹細胞)研究についても倫理的問題性が高いため、一昨年来繰り返し反対の意を表している。

文部科学省科学技術・学術審議会の専門委員会が3月27日、京都大学再生医科学研究所の研究グループによるわが国初のヒトES細胞国産化計画を承認したため、3月28日、下記の遺憾声明を遠山敦子文部科学大臣ならびに総合科学技術会議議長・小泉純一郎内閣総理大臣に送付した。また同文の写しを京都大再生医科学研究所の山岡義生所長、中辻憲夫教授に送付した。

平成14年3月28日

文部科学大臣
遠 山 敦 子 様

京都府亀岡市荒塚町内丸1番地
宗教法人 大   本
代表役員 島本 邦彦

京大再生医科研「ヒトES細胞作製計画」承認に対する遺憾声明

人間の受精卵(胚)を用いた胚性幹細胞(ES細胞)研究は“命の萌芽”である受精卵を破壊、操作することを前提とした命を軽んじる非人道的研究であり、大本教団はこれまで繰り返し反対表明を行ってきたが、文部科学省科学技術・学術審議会の専門委員会が3月27日、京都大学再生医科学研究所申請によるわが国初のヒトES細胞作製計画を承認したことに対して、強く遺憾の意を表明するものである。

受精卵は単なる“細胞の集合体”ではない。すでに生命が宿り、成長すれば人間となる大切な尊い生命である。これを被験の対象として破壊、操作し、モノ同様に扱う研究は人間生命を軽視するものであり、生命倫理の基本を犯すものである。ES細胞は医薬品開発の毒性試験などにも用いられるが、これら非人道的研究が安易に認められれば、伝統的で健全な、温かく穏やかな生命観が失われて、今日社会に蔓延する〈生命軽視の風潮〉をいっそう進めることになる。次世代をになう子どもたちのためにも、かけがえのない生命がモノ化、資源化されることのないよう、そしてこの21世紀が万物の生命輝くすばらしい世紀となるよう、目先の国際的営利競争に参入することを急ぐあまり、正確な判断を歪めることなく、生命の尊厳を守り、慎重に審議し直すよう指導されることをあらためて要望するものである。

  以 上

大本の近年の主張〜声明・見解

《最新》
脳死・臓器移植
ヒト胚・ES細胞研究
遺伝子組み換え作物
その他
日本語ホームページへ戻る
Ĉiuj rajtoj rezervitaj de OOMOTO.
©2010 OOMOTO. All rights reserved.