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 京大再生医科研へ「ヒトES細胞作成」に対する遺憾声明文を提出

5月27日、京都大学再生医科学研究所の中辻憲夫所長らが国内初のヒトES細胞株を作成したと発表したため、同研究所に対して遺憾声明文を送付した。

また同文の写しを、総合科学技術会議議長・小泉純一郎内閣総理大臣ならびに遠山敦子文部科学大臣にも送付した。

平成15年5月31日

京都大学再生医科学研究所
所 長 中辻 憲夫 様
京都府亀岡市荒塚町内丸1番地
宗教法人 大   本
代表役員 島本 邦彦

「ヒトES細胞作成」に対する遺憾声明

大本教団は、このたび貴研究所で行われたわが国初のヒトES細胞(胚性幹細胞)株作成に対して、強く遺憾の意を表明するものである。

ヒトES細胞は不妊治療における余剰胚(受精卵)を譲り受け、作成されたとされるが、受精卵は単なる“細胞の集合体”でなく、かけがえもなく尊い生命を宿す存在である。これを被験対象として破壊、操作し、モノ同様に扱うことは人間の生命を軽視したものといわざるをえない。もしこのような非人道的研究が正当化されるならば、今日社会に蔓延する生命軽視の風潮を一層すすめることになると深く憂慮する。

以 上

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