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大本の近年の主張〜声明、見解、要望書

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平成19年12月13日

法務大臣 鳩山邦夫 様

〒621-8686 京都府亀岡市荒塚町内丸1番地
宗教法人大本代表役員   
人類愛善会会長 島本 邦彦

『死刑執行に対する抗議声明』

先日12月7日に、藤間静波さん、池本登さん、府川博樹さんの死刑が執行された事に対する宗教法人「大本(おおもと)」並びに人類愛善会の見解を送付いたします。

声  明

私たちは、法務省が12月7日に東京拘置所において藤間静波さん、府川博樹さんに、大阪拘置所において池本登さんに死刑を執行したことに対し強く抗議します。

大本は、死刑廃止の理念に全面的賛意を表する立場から、「死刑を止めよう」宗教者ネットワークのメンバーとして活動し、本年4月の3名と8月23日の3名に対する執行後にも、反対する声明文を長勢甚遠法相宛に送りました。

しかしその声は届かず、今回、鳩山法務大臣のもと、新たに3名の死刑執行が行われ、本年だけで9名が執行されたことは大変に遺憾です。

鳩山法相は「死刑はやむを得ないという世論は大事にしないといけない。」と記者会見で述べましたが、人を死に至らしめる権限を持つ法相は、執行に際してはもっと慎重であるべきではないでしょうか。

大本の教典の中に「神より見れば一人の生命も大地より重しとなしたもう」(1904年執筆)と説かれています。

教祖出口王仁三郎は、かねてから死刑廃止を主張し、大本では、人間はかけがえの無い存在であり、さらに、一人の生命は、この世だけで終わるのではなく、死後その肉体は滅んでも霊魂は消滅せず、永遠に生き続けるものとされています。

大本における死刑廃止の理念は、霊魂の永遠不滅観にたって、現世における遷善悔悟の霊魂的救済こそ、神の慈愛と赦しのもとに、万人が救われるという人類愛善の思想に基づくものであります。死刑を執行することは、本人の更生の機会を完全に奪うものであり、また被害者やその遺族の方々への心からの謝罪の機会をなくすものです。

私たちは、死刑廃止を強く主張する立場から、法務大臣に対し死刑執行の停止を強く要望いたします。

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