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平成20年2月1日 法務大臣 鳩山邦夫 様 〒621-8686 京都府亀岡市荒塚町内丸1番地 『死刑執行に対する抗議声明』本日2月1日に、持田孝さんと、松原正彦さん、名古圭志さんの死刑が執行されたことに対する宗教法人「大本(おおもと)」並びに人類愛善会の見解を送付いたします。 声 明私たちは、法務省が本日2月1日に東京拘置所の持田孝さん、大阪拘置所の松原正彦さん、福岡拘置所の名古圭志さんに死刑を執行したことに対し強く抗議します。 大本・人類愛善会は、死刑廃止の理念に全面的賛意を表する立場から、「死刑を止めよう」宗教者ネットワークのメンバーとして活動し、昨年、4月、8月、12月と死刑が執行されるたびに反対の声明文を法務大臣宛に送りました。 昨年1年間だけでも3度も行われたことは異状なことであり、今回、鳩山法務大臣が新たに3名に対して死刑執行を命令したことは大変に遺憾です。 鳩山大臣は、昨年の12月の執行から2ヶ月も経ずして2度目の死刑執行命令を行ったことについて、「タイミングにとらわれず、粛々と法務大臣の務めを果たした」と述べていますが、法務大臣の務めとは、「人の生命を断つ」ことではなく、そのような「人が人の命を奪う」状況を生じさせない社会を作り出していくことではないでしょうか。 大本の教典の中に「神より見れば一人の生命も大地より重しとなしたもう」(1904年執筆)と説かれています。 教祖出口王仁三郎は、かねてから死刑廃止を主張し、大本では、人間はかけがえの無い存在であり、さらに、一人の生命は、この世だけで終わるのではなく、死後その肉体は滅んでも霊魂は消滅せず、永遠に生き続けるものとされています。 大本における死刑廃止の理念は、霊魂の永遠不滅観にたって、現世における遷善悔悟の霊魂的救済こそ、神の慈愛と赦しのもとに、万人が救われるという人類愛善の思想に基づくものであります。死刑を執行することは、本人の更生の機会を完全に奪うものであり、また被害者やその遺族の方々への心からの謝罪の機会をなくすものです。 私たちは、死刑廃止を強く主張する立場から、法務大臣に対し死刑執行の停止を強く要望いたします。 |