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平成20年4月10日 法務大臣 鳩山邦夫 様 〒621-8686 京都府亀岡市荒塚町内丸1番地 『死刑執行に対する抗議声明』本日4月10日に、中村正春さん、中元勝義さん、秋永香さん、坂本正人さんの死刑が執行されたことに対する宗教法人「大本(おおもと)」ならびに人類愛善会の見解を送付いたします。 声 明私たちは、法務省が本日4月10日に、大阪拘置所の中村正春さんと、中元勝義さんに、東京拘置所の秋永香さん、坂本正人さん死刑を執行したことに対し強く抗議します。 大本・人類愛善会は、死刑廃止の理念に全面的賛意を表する立場から、「死刑を止めよう」宗教者ネットワークのメンバーとして活動し、死刑が執行されるたびに執行反対の声明文を法務大臣宛に送りました。鳩山法務大臣が就任以来、昨年の12月、そして本年の2月、そして今回と、2カ月に1回の間隔であわせて10名もの死刑執行命令を下したことは大変に遺憾です。 鳩山大臣は自動的に粛々と人命を奪うことで法務大臣の務めを果たすとの考えですが、法務大臣の本来の務めとは、自ら率先して「人の生命を断つ」ことではなく、そのような「人が人の命を奪う」状況を生じさせない社会を自ら提案することではない でしょうか。 大本の教典の中に「神より見れば一人の生命も大地より重しとなしたもう」(1904年執筆)と説かれています。 教祖出口王仁三郎は、かねてから死刑廃止を主張し、大本では、人間はかけがえの無い存在であり、さらに、一人の生命は、この世だけで終わるのではなく、死後その肉体は滅んでも霊魂は消滅せず、永遠に生き続けるものとされています。 大本における死刑廃止の理念は、霊魂の永遠不滅観にたって、現世における遷善悔悟の霊魂的救済こそ、神の慈愛と赦しのもとに、万人が救われるという人類愛善の思想に基づくものであります。死刑を執行することは、本人の更生の機会を完全に奪うものであり、また被害者やその遺族の方々への心からの謝罪の機会をなくすものです。 私たちは、死刑廃止を強く主張する立場から、法務大臣に対し死刑執行の停止を強く要望いたします。 |