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大本の近年の主張〜声明、見解、要望書

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1998年5月29日

駐日パキスタン大使殿

人類愛善会 会長 廣瀬静水

貴国の核実験に対する抗議の声明書送付について

人類愛善会は、人類は「本来兄弟同胞であり、一心同体である」との理念にもとづき「人種、国家、宗教等あらゆる障壁を超越して、世界平和の理想実現を期する」文化・思想団体であります。

この度の、貴国の核実験の強行に関しましては、人類の悲願であり、また私どもの日頃からの念願であります、恒久平和世界実現への大きな期待を裏切るものであり、別紙の通り抗議するものであります。

どうぞこの後は、全人類の期待を裏切ることのないよう、本国政府に働きかけ、一日も早く、お互いが殺しあい傷つけあう戦争を前提とした、核実験が繰り返されないよう、心からお願い申しあげます。

貴国〈パキスタン〉の核実験に対する抗議声明

国際世論の強い反対を無視して、貴国はインドの核実験につづいて地下核実験を強行しました。世界唯一の被爆国日本の中で、反対運動の最先端に立って国際世論を起こし、核廃絶を求め続けている本会は、この度の貴国の行為に対し、衷心から遺憾の意を表し強く抗議致します。

核の実験・製造・使用は、神のみ心に背き、地球を汚染し、ひいては人類を破滅に陥れる動因となることが明らかだからであります。

インドにつづく貴国の地下核実験は、国際的に高まりつつある核軍縮に向けての動きを停滞させるのみならず、包括的核実験禁止条約〈CTBT〉を危機にさらすものであり、再び核軍拡競争を激化させる契機となりかねず、まことに遺憾な事と言わざるを得ません。いかなる理由があろうと、貴国の今回の核実験は絶対に容認できず、強く抗議するものです。

一方、核保有国は、核不拡散条約〈NPT〉で定められている核軍縮に誠実に義務を果たすべきであります。核兵器は絶対悪であり、人類と共存することはできません。

世界のすべての核保有国は、一方的に核兵器の開発を中止し、地球上から核兵器を廃絶し、世界恒久平和を実現するために、新しい政治的枠組みの構築に向けて、先導的な役割を果たされるよう要請いたします。

1998年5月29日

京都府亀岡市 人類愛善会

廣瀬静水署名)

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