厚生大臣
宮 下 創 平 殿
〒621-8686 京都府亀岡市荒塚町内丸1番地
宗教法人 大 本
代表役員 植村 彰
この度、古川市立病院で行われた、脳死からの臓器摘出についての宗教法人「大本(おおもと)」の見解を送付いたします。
前2例の臓器摘出における様々な疑念が払拭されないまま、この度、国内3例目の「臓器移植法」に基づく臓器摘出が、宮城県古川市立病院において行われたことは大変遺憾である。
大本は従来より教に基づき、脳死は人の死ではないとの見解を明らかにし、脳死からの臓器移植に強く反対してきた。教団としては<脳死・臓器移植に反対する署名>活動を全国的に展開しているが、2例の移植が行われて以来、以前にまして強い反対の意思が、街頭においても寄せられている。国民の半数近くが「脳死を人の死」とすることに納得をしていない状況で、「脳死」からの臓器摘出が進められることは、結果として生命軽視の風潮を助長し、ひいては人類の未来に大きな禍根を残すことを憂うものである。
今後も大本は脳死を人の死とすることに強く反対し、そのための国民的啓発活動を続けていくことを声明する。