緑寿館東側の松林の中に、緑寿館の茶室・鶴山居と、待合の遊亀亭が建っている。昭和54年(1979)10月8日に完成。同11日に茶室びらきが行われた。
鶴山居はこけら板ぶきで、建築面積が36.5坪(約120.5平方メートル)。緑寿館とともに「日本古来の伝統建築技術と木材を十分に生かして後世に残しうる建築」を目指して、文化庁文化財保護審議会専門委員として多くの国宝、重要文化財の修理再建にあたってきた杢正夫氏や中村為斎棟梁を中心に、日本建築技術の粋を集めて建てられた。本席は4.5畳、そのほか3畳、6畳の間がある。南東面は広い廊下があり、機能的に使えるようになっている。
遊亀亭は建築面積が17.4坪(約57.4平方メートル)。遊亀亭から林の中を通って鶴山居の本席へ向かう。露地から鶴山居に入り、南縁側の障子をあけると、池泉が広がる