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霊界物語

「霊界物語」の口述

聖師は明治三十一年(一八九八)、旧二月九日より、霊山高熊山における一週間の荒行を神界から命じられました。その間に過去、現在、未来の現界、幽界、神界の三界を探検して、神々のご活動を目撃しました。それ以来、聖師は不断に天啓を受ける状態に入ったのです。

聖師を通して啓示された教えには、「道の栞」、「道の光」などの教典があります。
中でも大正十年(一九二一)に発表された「霊界物語」八十一巻は「大本神諭」とならんで、最も重要な神書であり、大本の二大根本教典となっています。

「霊界物語」は、種々の幽界、神界の消息を実見されたところの大略を口述されたものです。

「霊界物語」は、歴史書であり、教訓書であり、開祖のお筆先の解説書であり、確言書であり、大神劇の脚本でもあります。この物語によらなければ、到底神界のご経綸とご意志はわかるものではないと示されています。

さらに霊界物語には、宇宙の成り立ち、神・幽・現三界の組織・情態、みろくの世の実現への方途、政治、経済、教育、芸術、処世の方法など万般にわたっての教示に満ちあふれた天啓の指導書です。

「霊界物語」の意義

次に、聖師が示された中から、「霊界物語」の拝読の意義と内容の特徴をまとめてみます。

  • 1) 大本の大精神は、この書によって感得することができます。信徒にとっては最も必要な羅針盤となります。また、洋の東西を問わず、人種を問わず、修身斉家の基本的な訓書となり、大にしては治国平天下の規範となります。
  • 2) 「霊界物語」は「弥勒胎蔵経(みろくたいぞうきょう)」と言われます。弥勒は主の大神さまの顕現で、至仁至愛神をいいます。「胎蔵」は母胎の中で子を育てることで、一切を含有する意味です。つまり「霊界物語」は、みろくの大神のみ心、み教え、ご経綸などの一切を書き籠(こ)めた教典です。
  • 3) 「霊界物語」は審判書で、天国に入りうるものと、地獄に陥落するものとの標準を示しています。この標準を示された後、各自はその自由意志によって、自ら選んで天国に入り、あるいは自ら進んで地獄に墜ちるのです。それは各自の意志想念がどのような情態にあるかにかかっています。標準とは何か。「霊界物語」によって示されつつある神示そのものです。最後の審判は、「霊界物語」発表の大正十年十月より始まっています。
  • 4) 世界が混乱するのは「人生の本義」と「宇宙の真相」の二大根本義が明らかにされていないからです。
    • ①人生の本義―人類は現世界にどのような使命を与えられ、何の必要があって生まれてきたのか
    • ②宇宙の真相―天地創造の因縁、天地間の活動的経綸と人間との関係はどのようなものであるか
    • 「人生の本義」と「宇宙の真相」の二大根本義が開明されたときに、はじめて真の宗教、真の政治、真の教育等がおこなわれて、治国安民の経綸がすすみ、地上にご神意に基づく理想の楽土が出現することになります。
  • 5) 霊界物語は単なる現今の大本信徒のみのために口述されたのでなく、現(げん)、幽(ゆう)、神(しん)すなわち三千世界の神仏、人類および禽獣、虫魚、草木などに安息を与え、天国浄土を地上に建設するためであります。

※現、幽、神=現界、幽界(中有界・地獄界)、神界(天界)の三界のことで、全大宇宙(三千世界)を意味します。なお、大本では、現界を顕界という意味に対し、霊界を幽界という場合があります。