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出口聖子の芸術

草木とともに

出口聖子         出口聖子           昭和10年〜平成13年 (1935〜2001)   大本四代教主。昭和10(1935)年、直日・日出麿夫妻の三女として、綾部に生まれる。草花をこよなく愛し、伝統文化を重んじ、茶道・能楽・八雲琴等に造詣が深く、信仰即生活即芸術の道を実践して、大本の教風を高めた。昭和55年(1980)、聖ヨハネ大聖堂(米国ニューヨーク州)とカンタベリー大聖堂(英国ケント州)で能『羽衣』を演能。著書に『草木によせて』『続・草木によせて』など。明山植物園(京都府 亀岡天恩郷=大本聖地の一つ)は、万葉植物をはじめとする草花を、自然に近い状態で保護している。出口聖子は、その花明山植物園長を長年務めた。

「花明山その」というペンネームで書かれたエッセイ集『草木によせて』は、植物を愛する温かな眼差しと、そのユーモラスな文体で多くの読者に親しまれている。

花明山植物園顧問の村田源(植物学者・元京都大学理学部講師)は、近くで接した一人として、その人柄を次のように語る。

「植物とは、その植物の特性に一番適した場所に育つものと思われがちですが、必ずしもそうではありません。多くの植物は、自分が生きていけるギリギリの環境の中で、けなげに生きています。植物は、いったん土に根を生やしたら、一歩たりともそこを動くことはできません。ですから、その場所が、どんなに悪条件になろうとも、与えられた環境の中で精いっぱいに生きているのです。

そんな植物の生き方は、まさに宗教原理の実践、つまり運命に逆らわず、“神のみ心のままに”という信仰に根差した生活そのものです。聖子さまは、単に草花がお好きというだけでなく、そうした植物の生き方の中に信仰をお感じになり、植物に対する慈しみの心をお持ちになったと拝察するのです」