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出口王仁三郎聖師による楽茶盌は
第二次大本事件をはさんで
前後の二期に分けられている。

前期楽焼(第二次大本事件前)
制作期間 約10年間
大正15(1926)年2月
御年54歳
昭和10(1935)年ころ
御年63歳
制作数 絵付けも含めて約5〜6万点をご制作

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1932年(昭和7年)6月ごろ 素焼きに染筆中の出口王仁三郎聖師

後期楽焼(第二次大本事件後)
制作期間 1年5カ月

昭和19(1944)年12月末
御年73歳

昭和21(1946)年3月末
御年74歳
制作数 耀盌以外の作品(水差など)を含めて約5千点

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昭和20(1945)年夏ころ 耀盌制作中のの出口王仁三郎聖師

〈 耀盌の前身 〉
大正15(1926)年~ 昭和10(1935)

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昭和2(1927)年 絵付け中の聖師【佐賀県有田町・三六分院にて】

聖師の陶器の絵付けは、大正14(1925)年の暮れ、京都大丸呉服店の楽焼場で試みられたのが最初である。聖師はよほどお気にめしたようで、明けて翌年の1月24日にも同店に再び来場。楽焼の技に興じられるとともに、各種の楽焼の下絵として、寿老人の画、菓子皿と手当たりしだいに描かれ、窯へ5分ばかり入れて焼き上がりをご覧になるといった早業を披露され、周囲の者を驚かせている。

天恩郷にご帰苑後、早速技師を招き、当時は珍しかった電気窯を設置、節分明けから楽焼づくりに没頭された。出始めの電気窯は温度が安定しなかったため焼成に苦労されたようだが、最初の窯出しの2月8日に、早くも「斎入」が次々に誕生している。

ところで「斎入」とは何か。まず陶芸の製法にはない名前である。記録によると、下絵と釉薬と焼く温度がある一定の割合でそれぞれ一致したとき、奇跡的確率で『偶然に』出来るものとされ、当時名古屋にその大家がいたようだが今日定かではない。茶盌の表面に泡のようなブツブツが出て、お茶をたてると泡だちが良く、茶道関係者には羨望のまとだったという。この品が当時(昭和初期)、時価1万円で取り引きされたというから、いかに貴重なものだったかがうかがわれる。

下は、聖師による楽焼の始まりを報じた貴重な記事。

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聖師による楽焼の始まりを報道した、当時の教団機関誌『瑞祥新聞』
大正15(1926)年2月21日号
Real_col_HandLens.gifクリックで拡大

〝斎入〟茶盌


このお茶盌は「水泡(みなわ)」と銘がつけられ、〝斎入〟の作品といわれるもの。出口すみこ二代教主から長女・直日三代教主に渡り、戦時中の難を逃れて現存する数少ない〝斎入〟茶盌のひとつ。

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斎入茶盌「水泡」(上の写真3点)

「やきものは土で作られる最も美しいものに違ひない。土を水でこね、火で焼き、浄化されたものがやきものである。聖なる土、聖なる水、聖なる火、この三つのものによって生み出されるやきものの中でも、最も土に近い、土臭いものが楽焼である。
土をはたき、土をこね、ロクロの力を借らずに、専ら手で拈って造る楽焼。彼(※聖師)がやきものの中でも、最も長く、最もよく土に親しみ得る楽焼を選んだのにも、理由があったと思う」

加藤義一郎氏(陶芸評論家)の手記より
(『日本美術工芸』昭和24(1949)年12月号)

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蓮月亭で絵付け中の聖師 昭和6(1931)年6月9日

前期の楽焼は昭和5(1930)年7月に新しい窯場として蓮月亭が完成。昭和10(1935)年の第二次大本事件までつづき、絵付けの茶盌もあわせるとその数5〜6万点に及んだという

これら前期楽焼は、第二次事件の折(昭和10(1935)年12月勃発)、両聖地はもとより全国の信徒宅を捜索した警官によって没収され、あるいは破却されてしまい、今日ではわずかしか残っていない。

下の写真は第二次大本事件の弾圧で破壊された高天閣(手前の瓦礫。場所は現在の朝陽舘辺り)。奥に見えるは破却途中の月宮殿。〝斎入〟のお茶盌は「国魂」として月宮殿にも安置されていた。

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弾圧途中の亀岡天恩郷
昭和11(1936)年5月末~6月初めごろ


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