十曜の紋WEB用2.psd宗教法人大本headnametype.png

I トップページ I グローバル I お問合せ I
印刷用表示 |テキストサイズ 小 |中 |大 |


sougenkaranokaze10.png
clear30_30.png

report,11 2011 8/23

「モンゴルサマーキャンプ2011」で
貧困家庭・児童の支援を


完成したゲルの前で記念写真
完成したゲルの前で記念写真


第1日目


今年で4回目を数える大本直心会・青松会・青年部共催のモンゴル児童支援訪問団「モンゴルサマーキャンプ2011」(時松妙子名誉団長・橋本伸作団長)が、8月19日〜23日まで開催され、10人が参加しました。

訪問団一行は、19日午後4時にチンギスハーン空港に到着し、早速、ウランバートル市内のアズモンセンター601号室のOMC(大本モンゴル本部)を訪れ、8月の月次祭に参拝しました。

当日は、地元信徒や人類愛善会員のほか、モンゴル滞在中のスイス人エスペランチスト、サンス・ジャックさん一家など計36人が参集。祭典の中では、川地貴子団員による献茶が行われました。

スイス人のエスペランティスト一家も参拝
スイス人のエスペランティスト一家も参拝


祭典後、アルタン・ソウトさんが「道のしおり」(モンゴル語試読版)を拝読。次いで、橋本団長の地謡により中里洋訪問団事務局長が仕舞「西王母」を奉納しました。

この後、アンフ・バヤル(通称:アンハー)OMC現地本部長が歓迎の言葉を述べ、時松名誉団長が挨拶。ついで、訪問団員とOMC信徒の紹介の中で、今夏、半月間にわたり両聖地で研修を行ってきたOMC青年信徒ら3人が、大本本部滞在中の印象についてスピーチしました。


日本の大本本部に滞在した3人の大本青年がスピーチ
日本の大本本部に滞在した3人の大本青年がスピーチ

OMCご神前で記念撮影
OMCご神前で記念撮影


最後に、全員でエスペラント語の愛善歌「Oro(黄金)」を合唱し、月次祭行事は無事、終了しました。この後、一行は市内のレストランで日本語が話せるOMC青年信徒らと親交を深め、投宿先のホテルに向かいました。


第2日目


翌20日の午前中、訪問団一行は貧困層が多く住む市内のバヤンズレフ区ウリウスタイに移動。橋本団長先逹で「天津祝詞」奏上後、教主さまより賜ったご神水を散水。その後、昨年に引き続き、約2時間かけて第3番目の贈呈用ゲルを立ち上げ、入居者のオユン・ビレグさん一家に銘板を手渡しました。

ゲルを組み立てるための資材
ゲルを組み立てるための資材

まずはじめに、ご神水を散水
まずはじめに、ご神水を散水

ゲルの胴体の骨組み
ゲルの胴体の骨組み

ゲルの中心となる柱
ゲルの中心となる柱

屋根の骨組み
屋根の骨組み

フェルトでできた天幕を張る
フェルトでできた天幕を張る

胴体をフェルトで覆う
胴体をフェルトで覆う

完成したゲル内部の様子
完成したゲル内部の様子

ゲルが無事に完成したところで天津祝詞奏上
ゲルが無事に完成したところで天津祝詞奏上

ゲルを贈呈された家族も一緒に祈りを捧げた
ゲルを贈呈された家族も一緒に祈りを捧げた

ゲルの銘板を贈呈
ゲルの銘板を贈呈

ゲルの銘板「AZMONDO」
ゲルの銘板「AZMONDO」


ビレグさんは2人の子供を抱えながら、ビル清掃の仕事に就いており、「大本・人類愛善会の皆さまから贈呈いただきましたゲルは、私たち一家にとってかけがえのない宝物です。今後とも、一家で大事に使用させていただき、皆さまの真心に報わせていただきたいと願っています」と挨拶し、訪問団の大きな拍手を受けました。

昼食後、一行は引き続き第4番目のゲル立脚のため、ソンギノハイルハン区第4ホローに移動。途中まで作業を進めましたが、折悪しく激しい降雨に見舞われたため、再び解体して近くの納屋に保管し、明日の作業は業者に任せることになりました。

この後、一行はウランバートル市近郊に位置する、トゥーメン・ウルジー(通称:斗夢)OMC事務局長の両親が経営するツーリストキャンプに移動し、大草原のさわやかな空気を浴びました。

斗夢事務局長(右端)よりキャンプ場の説明を受ける
斗夢事務局長(右端)よりキャンプ場の説明を受ける

大草原に感動する参加者
大草原に感動する参加者(クリックで拡大)

野外で夕拝の後、一行はご神水の散水を行ない、食堂で夕食。午後8時からは、1時間にわたり吾郷孝志OMC次長の講話「大本とモンゴル」を聴講。その後、玄関ホールや各ゲルで団員同士の親交を深めました。


第3日目


一行はさらに大草原を進みました
一行はさらに大草原を進みました(クリックで拡大)

晴天に恵まれた当日、一行は朝拝、朝食を済ませ、早速、次のツーリストキャンプへ移動しました。アンハーOMC現地本部長のご両親(遊牧民)が営む、野趣あふれる夏場のキャンプ場です。

アンハーOMC現地本部長の営むキャンプ場
アンハーOMC現地本部長の営むキャンプ場

アンハーOMC現地本部長(左から3人目)と記念撮影
アンハーOMC現地本部長(左から3人目)と記念撮影(クリックで拡大)

その日は、バトバヤル(通称:バギー)人類愛善会モンゴルセンター事務局長も駆けつけ、団員らにチンギスカン料理を振る舞いました。

昼食後、一行は近くの山に上ったり、モーターバイクで大草原を駆け抜けたりと、思い思いの時間を満喫。午後4時からは全員が待望の乗馬体験に臨み、2時間にわたり草原の散歩を楽しみました。  

乗馬についての説明を受ける
乗馬についての説明を受ける(クリックで拡大)

大草原を進む
大草原を進む(クリックで拡大)

団員一同、馬上で記念撮影
団員一同、馬上で記念撮影(クリックで拡大)


最後に、キャンプ場の牧童2人と斗夢事務局長による「ミニ競馬」が披露され、その俊足に驚かされました。

ミニ競馬を披露する牧童と斗夢事務局長
ミニ競馬を披露する牧童と斗夢事務局長

野外での夕拝(ご神水の散水)、夕食後は、待ちに待った夜空にきらめく星々の観賞です。大草原に横になりながら眺めると、水平線の彼方から天井一杯に広がる星の数々に息をのむほどです。

日頃、日本では臨め得ない“天の河”が太く横たわり、流れ星も頻繁に目に入ります。日々の慌ただしい生活の中で、ともすれば忘れがちな“悠久の時”の刻みが、一段と強く体感される貴重なひとときとなりました。


第4日目


子供たちに手渡しする学用品の袋詰めを行う団員たち
子供たちに手渡しする学用品の袋詰めを行う団員たち

晴天の下、朝拝を終えた一行は牛の乳搾りを体験し、一路、ウランバートル市に向かいました。

同市内の最貧困層が住むといわれるゴミ集積場地区では、300所帯の人々が劣悪な環境の中、日々暮らしています。そのうち200人の子供らを同集積場内の集会所に招き、NGO「アナンドトヤ基金」と共催で昼食会を行なうためです。

一行が現地に到着すると、すでに昼食を終えたグループは帰宅していたようですが、残った150人の子供たちの代表がモンゴルの歌や踊りで出迎えてくれました。

歌と踊りで出迎えてくれました
歌と踊りで出迎えてくれました


順次、昼食を済ませた子供たちは、団員から手渡されるノートやボールペン、お菓子などを満面の笑顔で受け取っていました。

ノートとボールペンを受け取る児童たち
ノートとボールペンを受け取る児童たち

学用品を受け取り笑顔の児童
学用品を受け取り笑顔の児童


最後に、訪問団全員で日本の歌「上を向いて歩こう」を合唱。次いで6人の女性団員らが縦笛の演奏をして、昼食会行事は滞りなく終了しました。

「上を向いて歩こう」を合唱する団員
「上を向いて歩こう」を合唱する団員

なお、訪問団一行は、昨年夏に第2号ゲルの贈呈を受けたバト・ゾリクト氏一家を訪ね、近況を聞く機会に恵まれました。ゾリクト氏は、ゲルの贈呈を受けたことを深く感謝するとともに、家族で支え合いながら、共に生きる希望が湧いてきたことを笑顔で話していました。

一年前にゲルを贈呈したバト・ゾリクト一家を訪問
一年前にゲルを贈呈したバト・ゾリクト一家を訪問


この後、一行はウランバートル市内で昼食の後、同市郊外のNGO「子供は宝物”基金」を訪問。学習指導を受ける3歳から14歳までの15人の子供たちや、無料でモンゴル伝統の靴、スリッパ、理容技術などの職業訓練を受けている女性らを前に縦笛の合奏をし、学用品、支援金、縦笛などの贈呈を行ないました。

「“子供は宝物”基金」で学ぶ子供たち
「“子供は宝物”基金」で学ぶ子供たち

「“子供は宝物”基金」への支援金の贈呈
「“子供は宝物”基金」への支援金の贈呈

なお、2008年に創立された同基金の代表者は、「ウランバートル市内には、こうした貧しい地域で生活する母子を支援する国内外のNGO活動も少しずつ広がっており、自主自立を目指して日々指導育成に当たっています」と話していました。


「“子供は宝物”基金」の子供らと記念撮影
「“子供は宝物”基金」の子供らと記念撮影


所期の目的を果たした訪問団一行は、この後、民族舞踏コンサートを観賞しました。

その後、一行は市内のレストランでの「さよならパーティー」に出席。同夜は、ツェデンダンバMC(人類愛善会モンゴルセンター)会長やアナンドトヤ基金創立者夫妻も駆けつけ、送別と感謝の言葉がそれぞれ表されました。

さよならパーティーで挨拶するツェデンダンバMC会長(中央奥)
さよならパーティーで挨拶するツェデンダンバMC会長(中央奥)(クリックで拡大)

アナンドトヤ基金へ支援金の贈呈
アナンドトヤ基金へ支援金の贈呈(クリックで拡大)

最後に、訪問団員ひとりひとりが旅の感想を語り、今回、連続4度目のモンゴル訪問となった川地貴子さんには、MCから特別記念品が贈られ出席者から大きな拍手を受けました。

一行は、翌23日早朝にチンギスハーン空港を旅立ち、帰国の途につきました。

大本モンゴル本部事務局報