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三大学則

大本は、独一真神が無限絶対な存在であり、広大無辺であることを悟るために、三カ条の学則を示しています。
この三大学則は聖師のお示しであり、神の創造された宇宙のすべてのものは「霊・力・体」の三元から成り立っています。

神が創造された全大宇宙をじっくりと観察することにより、神の実在とご神徳、神性を悟ることができます。
大自然は、無言の教科書です。人間的知恵で書かれた書物よりも、大自然、天地万物を心ひそめて観察することによって、神の霊・力・体を深く感じ、悟ることができるのです。
神の黙示は、大自然のいたるところに満ち満ちています。

神は、霊・力・体の三元をもって万有一切を創造されました。
したがって、宇宙にあるものはすべて、霊・力・体の三元よりほかにはありません。

三大学則の三カ条を拝しながら、神の霊・力・体について思考してみたいと思います。

■三大学則
一、天地の真象を観察して、真神の体を思考すべし
一、万有の運化の毫差なきを視て、真神の力を思考すべし
一、活物の心性を覚悟して、真神の霊魂を思考すべし

《 天地の真象を観察して真神の体を思考すべし 》

肉眼で見える星の数は七千五百余。
天体望遠鏡を用いると、三百億以上になるといいます。天の川は無数の星の集まりで、その端から端までの距離は三十万光年あります。
光の速さは、一秒間に地球を七回り半します。
一光年とは、光の速さで一年かかって到達する距離ですから、三十万光年という距離は驚異的です。

私たちの住む地球は、太陽系宇宙の小さな一惑星にすぎません。
太陽系宇宙といっても、銀河系宇宙のほんの一部分です。その周りには数限りない宇宙が広がり、最も近い星雲でも七十万光年あると言われています。
神が創造された宇宙は無限に広がり、はかり知れません。

地球は、海があり陸があり、山があり川があって、六十億の人類をはじめさまざまな動植物が太陽の光と土、水など大地の恵みによって生きています。
生を受けた生物は、寿命を終えると一様にその亡きがらは大地に帰り、次の生命を養う栄養となります。

土の中にも数十億の微生物がおり、顕微鏡でしか見られない微生物、体内の細菌等にもはっきりとした組織があり、はたらきを持っています。
極小のものとしては原子の世界があり、整然とした秩序、法則をもっています。

これらは一例ですが、極大の世界から極微の世界までを創造し、秩序・法則をもって生かしはぐくんでいる無限絶対のご存在が神なのです。

《 万有の運化の毫差なきを視て真神の力を思考すべし 》

天地間のものの中で、静止しているものはありません。大は天体から、小は原子まで、すべてが活動し、運化しています。
そして、その動き方、うつり方にはみな一定の法則があり、軌道があります。
このことが、宇宙間に大小さまざまな周期律をつくっています。

太陽系では太陽を中心に九つの惑星がそれぞれの軌道で回っています。
地球が太陽の回りを一周する時間を一年、地球自体が一回転する時間を一日とし、それによって、一年の中に春夏秋冬が、一日の中に朝昼夜が巡ってきます。
そして、悠久の太古から永遠の未来へと、一分の狂いもなく動き続けています。

すべてのものは物理的に運化しているだけでなく、質的にもうつり変わっています。
たとえば大地に落ちた樫の実が芽を出したとしましょう。
次第に幹ができ、枝が伸び、葉を付けます。やがて大きな木になり、花を咲かせ、実を結びます。
そしてその実が落ち発芽して、新たな生命が誕生します。これが、樫の質的なうつり変わりであり、軌道です。

生物は独自の軌道を持ち、その軌道に従って生まれ、育ち、成熟し、生み、老い、死ぬという運化を繰り返し、この順序に狂いはありません。
また、動物は空気中の酸素を吸い、二酸化炭素をはきます。植物は二酸化炭素を吸って酸素をはき出します。
このように、それぞれの運化の中で双方が立ち栄えていっています。

生物だけではありません。大地の上の水は、絶えず水蒸気となって空にのぼり、やがて雲となり、雨や雪となって大地に還ります。

このように極大から極微まで、すべてがそれぞれ運化を続け、大調和のうちに、天地の生成発展に参画しています。
そこには、神の絶大な力と、その力から分け与えられたそれぞれの分力がはたらいているのです。

《 活物の心性を覚悟して真神の霊魂を思考すべし 》

活物の心のはたらきの中で、最も基本的で共通していることは、生命を大切にする思い、生きようとする意欲です。
この生存本能によって、すべての活物は呼吸し、光、熱を求め、食物その他生きるために必要な諸条件を求めています。
生命を犯すものから逃れようとし、避けられない困難には打ち勝って、生き延びようとします。
このような心性、本能を活物に与えたのは神であり、それによって活物は生き、栄えているのです。

いま一つ、活物すべてに基本的に共通しているのは、生殖本能です。
それは、自己の子孫をつくり、自己の遺伝子を永遠に広げようとする営みです。
それに関連していろいろな性情が現れ、異性に対する慕情が生まれ、やがて親子の深いきずなができてきます。

動物でも、親子の強い情愛があります。私たちの身近にいる雀を例に取ってみましょう。
カップルができたら一生懸命に巣作りに励み、卵を産んだら親鳥はほとんど巣から離れることなく卵を温めます。雛がかえると親鳥自身はほとんど食べずに、エサを雛に運びます。外敵が来ると、身をもって雛を守り、大きい外敵にも立ち向かいます。

だれに教えられなくても、雛に対する愛情、育てる知恵、勇猛心、親和の情などの心のはたらきが備わっているのです。これは、動物に限らず植物にも言えることです。

広大無辺な宇宙に対し個々の活物は、比較にもならないほど小さな存在です。
しかし、生きようとする力強い本能があり、親子の間にみられるような美しい愛を持っています。
この本能は、神から分け与えられた尊い心性なのです。

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