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人間の本質


人間には、神から与えられた一霊四魂のはたらきがあります。
一霊とは直霊であり、神特有の直霊です。四魂とは、荒魂、和魂、幸魂、奇魂をいい、荒魂は勇、和魂は親、幸魂は愛、奇魂は智のはたらきを受け持っています。

一霊四魂


人間が生まれながらにして頂いている勇、親、愛、智のはたらきは、人の心を構成する要素であり、これを四魂といいます。
子供や家族、さらには同じ神から生み出されたすべての生物に対する愛情、生きていく上での知恵、困難に立ち向かう勇猛心、人間同士、さらには地上すべてのものとの間に生まれる親和の情など、人間の心はこの四魂によって構成されています。

この四魂は、神から授けられた人間特有のものです。
そして、人間の魂の内奥にある最も純粋で至善、至美な直霊が、四魂を統括しています。
また、四魂それぞれの内に直霊があって、それぞれの四魂のはたらきを充実させているとも言えます。

◆直霊(ちょくれい)◆
一霊四魂の一霊とは、直霊、真霊のことで、神直日、大直日と称していることから、直霊のことを直日の霊とも言います。
神直日とは、神特有の直霊のことをいい、大直日とは、人間が神格の流入を接受したときの直霊のことをいうと示されています。
神は、人の霊魂に一霊四魂をお与えになっていますが、四魂は直日の霊すなわち直霊がそれぞれのはたらきとなってあらわされたものです。
これは智のはたらき、これは愛のはたらき、これは親のはたらき、というように、心境の変化によって勇となり、智となり、愛となり、親となるのであって、本当の心は直日の霊なのです。
◆荒魂(あらみたま)◆
荒魂の本体は「勇」ですが、勇のはたらきは進、果、奮、勉、克です。
荒魂の発達している人は、勇気があり、物事を進める力があり、果敢に物事に取り組み、困難に対して打ち克つ力があるのです。
◆和魂(にぎみたま)◆
和魂の本体は「親」ですが、親は親和の力であり、神と親和し、人と親和し、万有と親和する力です。
そのはたらきは、平、修、斉、治、交です。平和をつくるのも、身を修め、家を斉え、国を治め、またあらゆるものと仲良くするのも、和魂の徳です。
◆幸魂(さちみたま)◆
幸魂の本体は「愛」ですが、愛のはたらきは益、造、生、化、育です。
世を益し、人に益するのも愛から出るものであり、ものを造り、生み、進化させ、育てるのも、すべて愛のはたらきです。
◆奇魂(くしみたま)◆
奇魂の本体は「智」ですが、智のはたらきは、功、感、察、覚、悟です。
奇魂が発達すれば、真の知恵が豊かになり、巧みに物事を行うことができ、感覚が鋭く、観察力が深く、知的な覚りも精神的な悟りも優れてくるのです。

五情の戒律


人間の霊魂の中には、神から与えられた「省みる」「耻る」「悔る」「畏る」「覚る」という、五情のもっとも高級なはたらきがあります。
この五情は、一霊四魂のそれぞれの中で大切なはたらきをしています。

直霊には省みる、荒魂には耻る、和魂には悔る、幸魂には畏る、奇魂には覚るというはたらきが備わっています。

省みることを失ったら、直霊は曲霊と変わってしまいます。
同様に、恥じることを失うと荒魂は争魂へ、和魂は悪魂へ、幸魂は逆魂へ、奇魂は狂魂へと転じてしまいます。

この五情の戒律は、一霊四魂がそれぞれに神の意志に反する形ではたらかないよう制御するはたらきを担っていると言えるのではないでしょうか。

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